水回りの設備リフォームは、既存の配管経路をいじらないほうが
コストを抑えられることの方が多いものではありますが
「入浴」や「トイレ」など、人が年を取るにつれて
設備の位置を見直す必要が出てくるところというのは
水回り設備を生活空間と近い距離において、つながりを重視する傾向が、近年しだいに増えてきています。
また、2階以上の場所に浴室を作るケースも増えてきています。
老後の暮らしやすさを重視する水回り設備の移設のほかに
明るさや開放感を取り入れたいといった意匠性を重視したリフォームなどもありますが
こうした上層階への水回り移設リフォームには注意しておきたい点が2つあります。
①水道の圧力が0.3kgf/㎠以上確保できるかどうか
一般的には3回程度までは水道直結が可能となっていますが、水道局に確認してみましょう。
多機能シャワーやタンクレストイレを併設する場合には、さらに余裕を持った水圧の確保が必要となります。
増圧ポンプの設置も視野に入れた検討が必要です。
②床の補強はじゅうぶんにできているかどうか
浴槽に水を張るとかなりの重量となります。
そのため、床の下地は根太を太くしたり、根太の間隔を狭くしたりして、床の補強が重要です。
京都の「京都市指定吸水設置工事事業者」である奥村設備では、戸建てからマンション、アパート、店舗の水回り工事を行っております。
アフターフォローも万全ですので、「水」に関するお困りごとは、お気軽にご相談ください。
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